境港
境港 宇野 可部 仙崎 長門本山
仙崎
長門本山駅
ながともとやま
・小野田セメント
過去全盛時代の小野田セメント地域の面影が街
のあちこちに見られる。
・硫酸工場
茶色の硫酸の容器のモニュメントがあったり、道路の中央分離帯に硫酸容器を並べているところもあった。昔、ここに大きな硫酸工場があったようだ。
朝夕一両編成の列車が2本づつしかない瀬戸内海に落ちる寸前でレールが止まっているところに片屋根で待合椅子があるだけ当時港まで線路が伸び石炭や石灰の積み出しが行われていたようだ。本山炭鉱の斜坑口が近くにあった。短いホームから穏やかな瀬戸内海がきらきらと輝いているのが見られた。
無人駅
2.3Km
炭鉱
の
街
小
野
田
線
本
山
支線
長門本山
仙崎駅
せんざき
無人駅
・青海島
仙崎港は昔、捕鯨基地であり、鯨に纏わる物語や名所がある。港から遊覧船に乗ると荒波に削られた洞門、奇島の絶景がある。
・金子みすゞ記念館
以前から来てみたかったところであった。若く26歳で亡くなるまで独特の詩を沢山作っている。人の苦しみ、悲しみが何気ない言葉で綴られている。私は「大漁」と言う詩が特に好きだ。
無人駅にしては綺麗に整備され、駅舎もなかなかのものであった。これも「金子みすゞ」のお陰で予算が付きやすくなったと地元の人が言っていた。昔風の店が多く、祭日にもかかわらずシャッターの降りた店もあり若者を引き付ける街並みとは程遠い。
金
子
み
す
ゞ
と
魚
港
2.2Km
山
陰
本
線
仙
崎
支
線
仙崎
駅
前
に
鋳
物
工
場
可部は古くは「まゆ」と「鋳物」の産地で、今も駅の真前に大きな鋳物工場があり、プラットホームから工場の内部が見える。この工場で作られた五右衛門風呂と大羽釜のモニュメントが駅前に設置されている。
広島駅から約30分で可部線の終着駅可部駅に着く。かってはさらに奥へ伸びていたが、この先は急に山間部となり自然の中を川沿いに登って行くがとうとう廃線となった。今は広島のベットタウンとして家も多く賑やかである。
・まゆと鋳物の街
可部駅
14.0km
かべ
可部線
可部
宇
高
連
絡
船
廃止
真近
まっすぐ海の方に歩くと宇高連絡船乗り場があり、ここと高松港がフェリーで結ばれている。しかし瀬戸大橋の開通や高速道路の無料化などの影響でその存続が最近危ぶまれている。今はトラックが利用しているが近いうちに廃止されることになるだろうと思うと寂しい。
茶屋町駅から分岐し宇野線の終着駅が宇野である。ホームは一本であるが駅舎はこじんまりとした奇麗な建物で、駅前もきれいに整備されている。近くにセメントサイロが見られ、小さな工場のようなものが見られるが商店街は無い。
・宇高連絡船
宇野駅
32.8km
うの
宇野線
宇野
駅前に出ると水木しげるロードで鬼太郎・ねずみ男・木綿男等100以上のモニュメントが道の両脇に設置されて、観光客が手で触りながら探索している。2010年3月からはNHK朝ドラで「ゲゲゲの女房」が始まるのでさらに賑やかになるであろう。
山陰本線の米子駅から北に伸びているのが境線。この線は「水木しげる」の「ゲゲゲの鬼太郎」で有名で米子駅から終着境駅までの16駅に全て妖怪の愛称名がついて、その妖怪の看板が目を楽しませる。また列車の内外に鬼太郎、ねこ娘、ねずみ男等の絵が描いてある。また駅舎は美保関灯台を模した駅舎となっている。
・妖怪ロード
境港駅
妖怪ゲゲゲの鬼太郎
17.9km
さかいみなと
境線