設立趣意書

(以下は恵雲会設立当時)
島根医科大学医学部附属病院は、県内唯一の大学病院として、昭和54年10月に開院しました。
当病院は、医学の教育機関として、また総合的医療機関として、本県の医療水準の向上に寄与するものであり、地域社会の期待は極めて大きいものがあります。
これらの期待にこたえるためには、病院の整備充実を図ることはもとより、患者等に対する日用必需品の供給その他諸般のサービス業務についても円滑に運営される必要があります。
しかしながら、これらのサービス業務は、国が直接行うことができない事業であり、むしろ患者サービスを主体とした財団法人によって運営し、安定したサービスを継続的に提供することが望ましいと考えます。
したがって、この趣旨に沿い別添寄付行為による財団法人を設置して、島根医科大学医学部附属病院における患者等の福利厚生を図るとともに、同病院の運営に関する協力助成を行い、もって地域の医療水準の向上と社会福祉の発展に寄与しようとするものであります。
(現在の目的等は「一般財団法人恵雲会定款」をご覧ください)