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第一展示室 第二展示室 アクセス

  手錢記念館(てぜんきねんかん)は平成五年四月、大社で十代続いている手錢家から寄贈された美術工芸品を基に、出雲大社にほど近い町並みの中に開館しました。
第一展示室は米蔵を改築した展示室で、年三〜四回の企画展示を行い、江戸時代末に建てられた酒蔵を使った第二展示室は常設展示として、不昧公ゆかりの陶器・楽山焼や布志名焼、歴代小島漆壺齋の漆器など、出雲の美術工芸を数百点展示しております。
 文化は、それぞれの地方の歴史と風土の中で育まれ、その地方独特の作品を作り上げてきました。
現在では、中央から注目されないとその価値さえ否定されたり正しく評価されないような風潮がありますが、無視されがちなそういう身近な物や作品に目を向け、美を見いだし紹介することや、その地方なりの文化を紹介することも、地方の美術館の大きな役割だと思います。
  当館の列品によって自分たちの周囲に残る器物の美を再発見し、それをもっと取り上げ楽しんでいただけるようになれば、また、出雲という環境の中で作り上げられた作品から、出雲地方の暮らしと文化を一層深く知っていただければと思います。